大阪府・高校入試における検定利用まとめ
大阪府の高校入試における、以下3つの検定の利用情報をまとめました!ぜひご活用ください(^o^)
1.英検(実用英語技能検定)
言わずもがな、最も利用範囲が広い検定です。
リーディング(読む)・リスニング(聴く)・スピーキング(話す)の3技能は必須で、3級以上はライティング(書く)の技能も問われます。
中学レベルの級目安は3級と言われています。
英語が得意な人や英語科志望、または推薦を狙う人は準2級以上を目指しましょう!
ただし、公立高校で英検を利用する場合は、2級以上の取得が求められます。
2.漢検(日本漢字能力検定)
文字通り、漢字の能力を問う検定です。
熟語の読み書きを中心に、対義語や類義語、部首や熟語のつくりなどを問われ、準2級以上は四字熟語も問われます。
中学レベルの級目安は3級と言われています。
公立高校では特に優遇はありませんが、一部の私立高校で加点対象になるなど、取って損はない検定です。
受検ハードルが低めなので、しっかり語彙を鍛える機会として受検されるのもアリです。
3.数検(実用算数・数学技能検定)
活用できる高校が増えてきている注目の検定です。
試験は記述式で1次・2次と分かれており、1次では基本的な数的処理技能、2次では応用能力を問われます。
中学レベルの級目安は3級と言われています。
こちらも公立高校では特に優遇はありませんが、漢検よりも活用できる私立高校が多くなってきており、今後需要を増していく可能性が高い検定です。
公立高校(大阪府内)
優遇対象:英検のみ
英検の取得級に応じて、英語の筆記試験における点数に最低保障がかかります!
・2級→満点のうち80%
・準1級,1級→満点のうち100%
大阪府."令和6年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項".大阪府ホームページ.2023.「大阪府公立高校入学者選抜制度について」*.(参照 2024-03-24).
*p22より抜粋
私立高校(大阪府内)
私立高校は学校により、優遇制度の有無やその内容が異なります。
以下のPDFファイルを参考になさってください。
受験情報Vスタジオ."外部検定優遇制度(大阪府・私立高校)".受験情報Vスタジオ私立高校入試情報.2023.https://vmoshi.com/wp2/wp-content/uploads/shikaku-shiritsu-osaka.pdf.(参照2024-03-24).
※実際に受験する場合は、各高校の入試要項をチェックすることをオススメします。
いかがだったでしょうか。
英検・数検については、2級まで対策講座を受講できます。
特別講習でも不定期に英検・数検などの過去問講座を開催していきますので、受検をお考えの方はご相談ください。
それでは!